askとask forはどう違うの?askの他の表現はどういうのがあるの?
「求める」とか「頼む」みたいな表現をしたいときにaskがよく使われると思いますが、ask forを使うべきなのかそうでないのかで判断に迷うときがあります。ここではaskとask forの違いを見て、ついでにaskを使った他の表現も見ていきたいと思います。
askとask for
ask forは「誰かに何かを提供してほしい」ときに使い、askは「誰かに何かを言ってほしい」ときに使います。
askをto不定詞と一緒に使う
askはto不定詞と一緒に使うことができますが、その使用パターンを挙げていきます。
ask to
まずは、ask toのパターンです。これは文の主語が、to …で示す動作をしたいと、許可を求めるために使います。
ask someone to
次のパターンはask someone toです。これは、someoneにto …で示す動作をしてほしいときに使います。
なお、someoneの前にforを置いてto …の主語を明確にすることもできます。
askが複数の目的語をとるときとask about
askは複数の目的語を取ることができますが、その用途の場合だいたいquestionが置かれることが多いです。question以外のトピックについて尋ねるときにはask (someone) aboutがよく使われます。
その他のaskを使った表現
ask around
ask aroundは「聞いて回る」「尋ねて回る」といった意味になります。何か知りたいことがあってそのことをいろいろな人に聞いて回るためにaroundを使って表現しているんですね。
ask someone out
ask someone outは「デートに誘う」と訳されます。ほとんどの場合ロマンティックな場面でしか使うことがないので、ビジネスの場面で使うのは避けましょう。多くの場合、ask her out on a dateのようにon a dateなどの、デートに関連するフレーズをつけることが多いです。
ask after someone/something
ask after someone/somethingで「…の(健康状態など)を尋ねる」という意味になります。